3月31日 作画ペース

Only you…
最近はお仕事の時間以外は漫画しか描いていないので日記の内容は必然的に漫画の話題ばかりになってしまいます。
…でもそういうサイトだからいいのかな(自己完結?)

さて、今回の本は従来のパロディ漫画に比べ、作画時間が2倍ほど違います。
描く絵にもよりますが、今までは下描き1枚につき約6時間のペースでしたが、今は約14時間です。
そんなに時間かけていたら さぞかし大層なモノが出来ていそうなイメージをもたれるかもしれませんが、そうではないのです。

以下に時間がかかってしまう原因をまとめておこうと思います。
日記は独り言のようなものですが、特に今日の日記は自分用のメモ的な意味が強いです。


1.どのコマにどんな絵を入れていいか分からない
盛り上げるための効果的な表情・仕草・カメラを試行錯誤しながらやっているので描いては消し…を繰り返し、ようやく描き終えた後もやっぱり納得がいかずに描き直しをやったりです。練習と本番が並列なんですね。

2.話の緩急・強弱に合わせたコマ割とか数ページ先を見越したコマ割ができない(難しい)
前のページとコマの割り方が同じではないか(同じだと単調になるので避けたい)・メリハリのついたコマ割ができているか(同じような大きさや形のコマが多いとやはり単調になる)・それらのコマの大きさは入れるべき絵を考慮すると適当か…なんて考えていると時間がどんどん経過してしまいます。

3.セリフや絵とか気が抜けない
誤解を恐れずに言うとギャグであれば多少絵が崩れていてもそれを持ち味にすることもできますが、シリアスなシーンはデッサンが崩れていたり仕上げが疎かになると とてもショボく見えます。シリアスシーンが続くと作画は気が抜けません。

4.背景が多い
話の都合上、時間や場所がめまぐるしく変わるのでそれらの変化を表現するためにも背景の描画が必須になってしまっています。僕はパースとかさっぱりなのでどんな出来になるか自分でも分かりません。解決策は現在検討中です。

5.ネームの推敲
シリアスなお話を考えたことがないので何度も推敲しなければ他の方が読めるようなものができない。加えて語彙が乏しいのでセリフも何度も推敲する必要がある。


…パロディ漫画と多少被るところもありますが、シリアス漫画を描いていて気付いた点を上げると今のところこんな感じですかね。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月30日(水)
 本文 下描き24P ペン入れ6P 合計30P

3月29日 * 落 * 選 *

落選桂
4月24日のレヴォファイナルの通知が遅いなと思っていたら昨日届きました。
えぇと…封筒薄いんですけど。
表に配置スペース書いていないんですけど。
これ、問い合わせた方がいいですか?

とか現実逃避している場合ではありません。

…。
お、落ちたのか…。 _| ̄|...○ (コロコロ

おぉこの世に神はいないのだろうか?
マリア様なにやってんの!

…なんて文句言っても「日ごろの行い」とか言い返されると反論できない自分が憎いです。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月28日(月)
 本文 下描き22P ペン入れ6P 合計28P

3月28日 憂い顔

憂い祐巳
「光と影の夜想曲」はシリアス漫画ですので来る日も来る日も延々と憂い顔ばかり描いています。

当たり前ですがギャグとか全然ないです。
でもね〜今までパロディ漫画ばかり描いていたので笑いがないと心配なんですよ。
ギャグに持っていけそうなシーンになると堪えて描くのが大変です。

これが完成したら今度は聖と栞のパロディ漫画描きたいな。
そのためにはまず今の原稿を早く上げないと。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月27日(日)
 本文 下描き21P ペン入れ6P 合計27P

3月27日 SuperComicCity

5月4日に開催されるSuperComicCity14のチケットが届きました。
東3ホールのミ-61aです。

今回は6ホール全て使用するんですね。
この日までにどれだけの成果が出せるか分かりませんが、とりあえず漫画は全力で描きます。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月26日(土)
 本文 下描き20P ペン入れ6P 合計26P

3月25日 絵を描いていると…

覚醒
僕は絵を描いていると他の事は全く手に付かなくなるので世の中の出来事に疎いです。
最近の話題…えぇと、

たこ八郎 死んだんだって?

これはさすがに冗談…いや、ホントに。でも僕が言うと何かシャレになっていない気もします。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月24日(木)
 本文 下描き18P ペン入れ6P 合計24P

3月24日 資料

二人の思い
街中を描こうとしてもウチの近所は田舎。
若い女の子が着る冬物の服を描こうにも今の雑誌は春物ばかり。

僕は想像力が乏しいのか資料がないとさっぱり描けないので資料不足に悩んでおります。

こうなったら女の子の服とか自分でデザインだ!
…なんだこのおばさんっぽい服は _| ̄|○
し、資料…。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月23日(水)
 本文 下描き16P ペン入れ6P 合計22P

3月23日 損な方を選べ

聞いていいよ
お話を考えた後、いざ絵にしてみると全然ぎこちなくて話を練り直したり、描き終えた後に
「やっぱり違う絵を入れればよかった。…ええい!リテイク(描き直し)だ!!」
なんてやっているうちに予定していた一日の作画量を下回ってしまいます。

そんなときは「損な方を選べ!!」と心で叫ぶと割とやる気が出ます。
いくら叫んでも指を動かさないと目の前の原稿は埋まりませんが(笑)。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月22日(火)
 本文 下描き15P ペン入れ6P 合計21P
 ネーム後半部推敲

3月22日 終わりません

去り際の瞳
昨日で20ページ。
でもまだ続きがあります。
僕は今まで20Pの個人誌を作るのに最速で2ヶ月と1週間かかっています。
10冊近く描いていますが例外はありません。
そんな僕が20P以上の漫画を描くなんて…。
密かに未知の領域へ足を踏み入れています。ドキドキですね。

ドキドキするのは結構ですが、「今回の本、ホントに終わるのか?」
そんなツッコミをいれつつ今日も突っ走っています。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月21日(月)
 本文 下描き14P ペン入れ6P 合計20P
 ネーム後半部推敲

3月21日 外に出たい引きこもり

在りし日
休日は一日中絵を描くことが出来ます。
原稿執筆中の連休は稼ぎ時ですね。どれだけ精神が折れずに手を動かせるかが鍵です。
ここ数日は引きこもりです。
とは言え、外に出たくてたまらないのも事実。
あ、遊びたい…。

ですが、僕は長いこと同人活動をやっていますので 原稿をサボってしまった時 どれだけ自分がへこむかもよく知っています。
そのリミッターのおかげで今日も何とかノルマ分描けました。日付変わっていますけど。
でも明日は明日でノルマがあるじゃないですか。計画立てているときの俺のバカ。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月20日(日)
 本文 下描き13P ペン入れ6P 合計19P

3月20日 案件

誓い
日記の下にもちょくちょく書いていますが、現在聖と栞の本を執筆中です。
原作でいう「いばらの森」と「白き花びら」ですね。
ですが、原作は当然のことながら、漫画、アニメなどでも発表済みです。
確かドラマCDでも出てましたよね。

そんなお話を描いているのでオリジナリティを出したいとは思っても表現が被っちゃうところが出てしまいます。
ここはアニメの構図と似ているとかここは漫画版と似た表情だとか。
他の作品と被りかけたときに別の絵にパッと変更できるほどの画力もないので困っています。
話と絵を合わせるのだけで精一杯なんですよ。

そうそう、不安事といえば…発刊した後も「こんな内容同人誌で散々既出だYO」とか言われないか心配です。
(聖と栞の同人誌は読んだことはないので これはさすがに運に任せるしかないですね)

でも自分で考えて描いているのは事実
ネタが被ったとか被らないとかは瑣末なことだ。
そんなこと気にすんな。降りかかる火の粉なんて一々構うな。先へ進んじまえ!!

…あれ?何か自己完結。
ありがとう弘多A(笑)。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月18日(金)
 本文 下描き9P ペン入れ6P 合計15P

3月18日 百○姉妹 休刊

夏の温室
漫画雑誌「百○姉妹」。
ここで問題です。「○」に入る言葉はなんでしょう。

「貫」にすると…アジャコングみたいなパワフルな感じですね。
「足」にするとホラーな感じがします。

正解は、立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は…というやつです。

そんな雑誌が先月休刊しました。
いつも楽しみにしていたのに!

キャー弘多さんって百合が好きだったのね!信じらんない!!

え??いや違うんですよ。ホントに。まぁ落ち着きなさい。お話を聞きなさい。そこにお座りなさい。
百合だからじゃなくて…そ、そうあくまで文学的に高尚だったからなんですよ。うん。
18世紀、欧米の中流階級の女性達が未婚のまま生涯を共にすることは非常に高貴なこととされておりました。
その事実は民明書房館の諸文献より…えぇと…。

…。
はい。すみません。百合好きです。女の子同士ですよ。恋愛に男は要りませんよ。

でも考えてみればマリみてで活動しているから何か今更でしたね。

閑話休題。

僕はこの雑誌で連載している「ストロベリーシェイク」という漫画が大好きで、発刊されているのを見つけては顔を赤らめながらレジへとダッシュしたものさ。
この作者 林家志弦のギャグのキレとセンスは本当に素晴らしいんですよ。
絵描きとして尊敬しております。
できれば他の雑誌で再開して欲しいものです。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月17日(木)
 本文 下描き8P ペン入れ6P 合計14P

3月17日 ボディランゲージ

心の中の聖なる者
感情を体で表現するのに苦戦しています。
ポーズがどうしてもギャグっぽくなってしまうんですよ〜。
シリアス漫画で絵が付いてこれないと…寒い作品になってしまう…。
ちょっとヤバイです。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月16日(水)
 本文 下描き7P ペン入れ6P 合計13P

3月16日 弘多A

再会
一昨日の日記で弘多AとBのやり取りを書きましたが、この弘多Aは僕の頭の中に住み着いているようです。
苦難・逆境に出くわすと僕に何かしらのアドバイスをしてくれることがあります。

話し方がいつも島本和彦調根拠のない激励がほとんどですが助かっています。
ですが、疲労困憊の極限状態のときににしか出てこないのが玉に瑕。

彼は無意識の狭間に住まうもう一人の人格なんでしょうか。
できればもっと頻繁に出てきて欲しいのですが、そうなると解離性同一性障害とかになるのかな。逆にヤバイ状態なのかも。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月15日(火)
 本文 下描き6P ペン入れ6P 合計12P

3月15日 生きた絵

凝視ザトー&ヴェノ
もっと生きた動きや生きた表情を描きたいです。

ですが生きた絵というのは歪なもの。
デッサンの整った絵ではなかなか表現できません。
 ↓
ちょっと絵を崩してみる
 ↓
誰だかわからなくなる
 ↓
_| ̄|○

絵は奥が深いです…。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月14日(月)
 本文 下描き5P ペン入れ6P 合計11P

3月14日 レパートリー

張り込み三奈子
聖と栞の激しい感情を絵で表現するのが今回の目標ですが、この壁は僕には高すぎです。
シリアス漫画を描いてみて気付いたのですが僕の絵は表情や仕草のレパートリーが少ないんですよ。
前のページと構図や人物の表情が被ってしまい慌てて修正することも結構あります。

対策は…
弘多A:(レパートリーを)増やすしかあるまい。
弘多B:増えるんですか?

弘多A:増えるかどうかはわからんが
弘多B:分からないんですね…。

弘多A:増やすしかあるまい!!
弘多B:は、はいその通りです!

こんな感じで力技で解決しようとしてます。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月13日(日)
 本文 下描き4P ペン入れ6P 合計10P

3月13日 作画第一歩

アイコンタクト
原稿をノルマ分描いてご飯食べたら一日が終わっている…。
遊ぶ時間無しか。
計画立てているときの自分はストレイツォと同じくらい容赦ないからな。

ですが病み上がりを理由に甘えるのもナニですし このくらいがちょうどいいのかも。

これからこれでもかというほど聖と栞がかけるので嬉しくもありますが、納得のいく完成度になるのかちょっと不安でもあります。
ともあれがんばります。


聖と栞の本「光と影の夜想曲」
3月12日(土)
 本文 下描き2P ペン入れ6P 合計8P

3月11日 ネーム大体完成

ひらめき祐巳
インフルエンザも何とか撃退でき、体力も8割方回復しました。

夏コミ合わせの新刊「光と影の夜想曲」のネーム(漫画の下描きの更に下描きのこと)が大体出来たので明日から作画の続きに入る予定です。
「大体」というのもいい加減な感じですが僕の場合、描いていくうちに話が変わったりページ数の増減なんて日常茶飯事ですのでネームはあまりガッシリとは作らないのです。

紙に描く絵は久々なのでちょっと緊張です。
インフルエンザ治療薬の副作用で絵がうまくなってたりしないかな(また他力本願な…)。

3月10日 つよしスペシャル

姐さん
一昨日の日記でインフルエンザのお話を書きましたが病院で診断が終わったあと、処方してもらった薬を受け取ってビックリ。
いやな。種類多すぎ
…ギャグですか?

これ、絶対に つよしスペシャルだって。
一気に飲んだら「オクレ兄さん!」とか叫びそうですよ。

全種類一気に飲んだらキマッちゃいそうですよ。

ギルティとマリみてのサイトでマサルさんネタもどうかと思いますが、薬剤師に突っ込まずにはおれませんでした。

そんな感じでヤク漬けになりながら療養中です。

3月8日 B型陽性

診断結果
先週末に体調を崩したと書きましたが、2日で回復する予定が一向にその兆しを見せないのでお医者さんに相談することにしました。
そしたらインフルエンザとか言われました。
あまつさえ体温は39度に迫る高熱。

体温計が見当たらなかったので測っていなかったのですが何かヤバそうな予感。
体調はあまりよくないけど仕事行けるかもとか考えていた自分が恐いです。

危うく全職員に無差別「ガント撃ち」かますところでした…。

今からこんな調子じゃ先が思いやられます。
夏コミまであと5ヶ月しかないというのに!

より一層回復に専念します。

3月7日 ギルティ漫画公開完了

姐さん互角…ていうか押してる?
今日の更新で絶版分のギルティ本の公開が全て完了しました!
今はマリみてのおかげ様で絵柄が結構変わってしまいましたが気合の入れ具合や完成度は下がらないようにしています。
いや、前作よりいいものをという意気込みですので今の方が良い出来…のはず。

読まれた方いらっしゃいましたら感想などいただけると嬉しいです。

3月5日 病

ビックリ祐巳
一枚絵ならその日に一気に仕上げることも可能かもしれませんが、同人誌を描くとなると数ヶ月に渡る長期戦です。
必要なのはガムシャラに描くというより体力・精神力のペース配分や管理が大切です。

体調を管理しつつ活動を毎日続ける
モチベーションを落とさない
疲労はなるべく次の日に持ち越さない

これらの天敵が病なのです。
昨日から咳が出て今日は発熱。やっていしまいました_| ̄|○
食生活や睡眠時間には気を使っていたのに…。
回復に専念して何とか2日で持ち直したいです。

3月3日 正義の味方

Burst into tears
ネットって正義の味方が多いですよね。
掲示板とかで少しでも心無い発言があれば「今までROMってましたが!!」と名乗りを上げる正義の味方が多数。
「この掲示板はこうあるべきだ!」と悪を淘汰するため今日も立ち向かう。

正義の味方は正体を隠すもの。
いつも捨てHNです。

一層板が荒れるのも物ともしません。
ウルトラマンだって怪獣を倒すときは建物を大破壊していますし。

そして「荒らさないで欲しい」と諌めようものなら話の腰を折られて、

正義の怒りが爆発する!!!!!

「心配ない。俺が正義だ」と言わんばかりに大暴れ。

ネット上に突如として現れる正義の味方。
彼らは一体何者なんだ…。

3月2日 爆発

弘多代役チップ妄想中
色々な作品のファンサイトの日記なんかを見ていると原作を見た(読んだ)直後にそこでは全く触れられていないことに関しても凄い妄想で補完された記事を見かけます。
「このキャラはここではこういう行動を取ったけどその理由はきっとこうだ!そうに違いない!!」
という感じで。

ある芸術家は「芸術は爆発だ」と言っておられましたが、それに通ずるものを感じます。
爆発だというのは頭の中に突如として浮かぶ、他の人間には及びも付かないような閃きを指すものだとすれば「同人作家の妄想も爆発だ」と考えることもできますよね。

僕ももっと妄想できるようになりたいです。

3月1日 久保栞補完計画

にぱ祐巳
相変わらず聖と栞のお話考え中の弘多です。
予定している本の内容は聖と栞両方の視点から描こうと考えているのですが、栞の視点でちょっと詰まっています。
原作では栞の心理描写は全くといっていいほど記述されていませんので栞側の話は完全に僕の妄想で補完するしか!

…あ、でもむしろそこが同人誌の良さなのか。
自己完結ですね。